見どころ
『ロミオとジュリエット』をモチーフとした前作『GLOVER』に続く今作は、総合演出・出演も兼ねる梅棒のリーダーである伊藤今人の手によるオリジナル描き下ろし。7作目にして初の“学園コメディ”で、バカバカしくも熱量満載の痛快青春ドラマを、J-POPのヒット曲に乗せノンストップで踊り魅せる、梅棒にしかできないダンス舞台表現でお届けします。
メインゲストに迎えるのは、ダンスヴォーカルグループ・
w-inds.の千葉涼平。武道館公演も成功させるビッグアーティストの彼が、高校生役でハチャメチャコメディに挑むところにも大注目!!
とにかく個性溢れる学校にしたかったので、ゲスト出演者はキャラクター重視で選定しました。
千葉涼平くん(w-inds.)はダンスが絡んでる舞台によく出ていて実力は折紙付きだし、梅棒の公演も観て世界観を分かってくれている。だから今回は
彼のファンがこれまで見たことのない"いい意味でブッ飛んだ役"にして彼のファンに喜んでもらいたい。ポテンシャルは充分なので。
吉川友ちゃんは、ハロー!プロジェクトで基礎を学び、そこからソロデビューした、松浦亜弥や藤本美貴の系譜を継ぐような人なので度胸が据わってる。どんな役でもできそうだし、
ハロプロの曲で踊ってもらうかも?
後藤健流くんは今回初めましてですが、初回の稽古から馴染む速度が尋常じゃない。
梅棒のスタイルと驚くほどフィットしていて、本人も水を得た魚のように生き生きと弾けてくれて頼もしい限りです!
一色洋平は凄い。いま演劇界でぐいぐい来てる。芝居ができて歌も歌える。ダンス歴はないけど、それは関係ない。100mを10秒台で走るフィジカルと、常軌を逸したパッション、
圧倒的な迫力・説得力の持ち主。だから今回、絶対に出てほしかった。
『ピカイチ!』は間違いなく過去最高に突き抜けてバカバカしい作品になるので、これまで梅棒の舞台を多く観ているお客さんが、いつもの感動を求めて来るとヤケドするかもしれませんね(笑)。でも、もちろんそんな方々にも喜んでもらえる舞台にします。例えばひとつの仕掛けとして、
過去の公演を彷彿とさせるシーンがあったりなど…お楽しみに。
最後に、まだ梅棒の公演を観たことがない方へ。観ていただかないと分かりづらいと思うのですが、
ノリのいいミュージカルを観る感覚で来て頂ければ。
千葉くんファンに喜んでいただけるような曲もありますよ!敷居は凄く低いのでスカッと爽快な気分になってもらえると思います。今年は梅棒の『ピカイチ!』で全国梅雨明け宣言! そんなつもりで臨みます。どうぞ宜しくお願いします!